着ぐるみに押し込められる。
「〇〇の嫁」と呼ばれるのに、ものすごく抵抗がある。
なんでだろう?
違和感の正体を探るべくうんうん考えた。結果は、「〇〇の嫁」って属性であって、私個人を見て呼んでもらえてないからかな。
たとえるなら、「〇〇の嫁」と呼ばれた瞬間に、私は「嫁」と書かれた着ぐるみに、無理矢理押し込められる感じ。そりゃもう、ぎゅうぎゅうと。
着ぐるみに入った瞬間に、私自身は見えなくなってしまう。他人の目に映る私は、「〇〇の嫁」。他人から見えなくなることに、私はとても抵抗があるようだ。
私は私だ、という強烈な自我がそう思わせるのか。恐らくその自我は、高校と大学を通して培われたに違いない。だから、関西弁もうつらないんだろうなぁ。。。